メディアリリース
2021/04/30静岡新聞
アマビエ柄と子ども柄 沼津・長興寺にこいのぼり奉納
沼津市大塚の長興寺で29日、新型コロナウイルス感染収束と健康を祈願して、疫病を鎮めるとの言い伝えがある妖怪「アマビエ」柄と、同市の画家山田浩二さんがデザインした子ども柄のこいのぼりの奉納式が行われた。
こいのぼりは全長約90センチ。同市の販促企画会社オフィスグルーが制作した。同社は昨春、新型コロナの流行を受けてアマビエ柄こいのぼりを開発し、寺に奉納していた。
昨年に続いて、同寺恒例の金ぴら祭と奉納泣き相撲大会の中止が決まり、松下宗柏住職が「少しでもコロナ疲れが吹き飛ぶようなこいのぼりを掲げたい」との思いから、山田さんと同社の協力を得て企画した。こいのぼりに子どもたちの笑顔と富士山を描いた山田さんは「泣き相撲と子どもの成長をイメージして、世の中が明るくなるようにと思いを込めた」と話した。