メディアリリース
2020/05/10毎日新聞
ひと・しずおか
「疫病が流行した際は、私の姿を描いた絵を人々に見せよ」と告げ、疫病を封じたと伝わる妖怪アマビエ。この春、妖怪をかたどったアマビエこいのぼりをつくったオフィスグルーの社長を務める。
「毎年、いろいろなこいのぼりをつくっています。新型コロナウイルスの感染が広がる中、SNSでアマビエを知りました。半人半魚で魚っぽい。こいのぼりにして『沼津こいのぼりフェスティバル』で狩野川などで掲げれば『明るい話題になる』と考えました」。ところが、フェスティバルは中止。アマビエこいのぼりは寺に奉納された。
社長を務めるオフィスグルーはウェブサイトや看板、印刷物の制作をする企画会社。印刷会社やウェブサイトの制作会社に勤めていた窪野さんが創業し、2006年に株式会社に移行した。「変わり種こいのぼり」も宣伝媒体の制作の一環で、実は事業の延長線上にある。